目が腫れている
『目の腫れ』の症状を伴う主な病気は「ものもらい(麦粒腫)」、「霰粒腫」、「アレルギー性結膜炎」の3つです。
細菌感染によって「ものもらい(麦粒腫)」を患った場合、『目の腫れ』が引き起こされます。黄色ブドウ球菌がまぶたの毛穴に侵入し炎症を起こします。原因は目の衛生管理が不十分であるためです。
例えば、コンタクトの付け外しなど目に直接触れる際に、手を石鹸でよく洗い清潔にするなど目に触れる際には清潔であるかどうかを意識していきましょう。目薬か軟膏、抗生物質の内服薬を服用することで早く治療ができるので近くの眼科で診察を受けてください。
「霰粒腫」はまぶたの縁にある「マイボーム腺」が詰まってしまい、『目の腫れ』が起きます。見た目が悪くなりますが、一ヶ月ほどで自然治癒するので過度に心配する必要はありません。もし目を圧迫するような症状が出た場合は、眼科医に診てもらいましょう。
「花粉」や、ホコリ、ペットのダニなどの「ハウスダスト」によって引き起こされる「アレルギー性結膜炎」でも『目の腫れ』が起きます。花粉が多く出る時期に外出する際には「マスク」や「ゴーグル型のメガネ」を装着したり、部屋の掃除をこまめにするなどの対策をすることによって症状を軽くすることができます。症状が激しい場合は眼科で薬を処方してもらいましょう。
以上が一般的な、『目の腫れ』を引き起こす病気です。他にも「眼窩腫瘍」を患った際も目が腫れ、激痛や視力低下も伴います。放っておいても治らないので悪化する前に病院ですぐに摘出しましょう。