ドライアイ
『ドライアイ』とは目を保護するための涙の量が減少したり、涙の出方がおかしくなり、眼球全体に涙が均等に浸透しなくなることによって慢性的に眼球が乾燥し、角膜が傷ついてしまう眼病のことです。「目の充血」「痛み」「まばたきが多い」「眼の前に何かがちらつく」「目がかすむ」「目やにが粘つく」など自覚症状は顕著に表れます。
『ドライアイ』の要因は目を酷使することにあります。日常生活の中に多くの原因が潜んでおり、日本人の5人に1人は『ドライアイ』を疾患していると言われています。PC・TV・携帯電話のディスプレイの見すぎやコンタクトレンズの長時間の装用など様々な要因が重なり罹患します。
『ドライアイ』は目の疲労によるものなので対策は簡単です。例えば、パソコンのディスプレイの照度を暗めにしたり、ディスプレイを目線より下に置けば目にかかる負担を軽減することができます。また、電車の待ち時間などちょっとした隙間時間で目薬をさし、目を瞑っているだけでも疲労は解消できます。
デスクワークが欠かせない現代社会では避けては通れない目の疲れですが、ちょっとした工夫をするだけで簡単に解決できます。もし、解決できず我慢の度を越える痛みがある場合は『ドライアイ』以外の目のトラブルが発症している可能性もあるので、医師に診察してもらい適切にケアするようにしましょう。