すごく眩しい
軽く光を浴びた程度でも『すごくまぶしい…!』と感じる場合、それは【白内障】と【角膜炎】の代表的な自覚症状と言えるでしょう。もしも強い太陽光を浴びたわけでもないのに眩しくて仕方がないという時は”身体が異常を伝えているサイン”だと思いましょう。 【白内障】はレンズの役割を担う水晶体が白く濁る病気です。水晶体が濁ると目から入ってきた光が内部で乱反射を起こすため、強い眩しさを感じるようになります。また、まぶしさを感じるほかに、霧がかかったようにかすんで見えたり、映りこむものが重なって見えたりといった症状も表れます。症状がひどい時は日向(ひなた)で目を開けているのが困難になるほどの眩しさを感じます。
【白内障】は年齢を重ねると自然に起こりうる疾患で、80歳以上の約100%の方が疾患していると言われています。加齢とともに進行するため手術をしない限り完治はしません。症状が気になり出した方は眼科医に診断してもらいましょう。
【角膜炎】でまぶしさを感じる場合は角膜が傷ついて光の調整がうまくできなくなっているため起こっています。スキーや海水浴など光の強い刺激を受け続けて炎症を起こす場合もありますが、安静にしていればすぐに回復します。もし痛みが後を引くようであれば眼科医に診てもらうのがいいでしょう。
まぶしさを感じる症状は一時的なこともあるので見過ごしがちですが、早期発見のためにも異常を感じたら早めに対処するようにしましょう。
考えられる病名